共通点は「0→1」。ゼロから考え作り上げていく。WACULにジョインするなら「今」だと感じた。

こんにちは。
 WACULのHRグループの池田です。 

 私たちWACULは「テクノロジーで、ビジネスの相棒を一人ひとりに」というビジョンのもと、あらゆるビジネスのデータを最先端のテクノロジーによって、整理・分析だけでなく課題特定・解決まで行うことで、ビジネスパーソンの生産性を高め、クリエイティビティの最大化を支援しています。 WACULで働くメンバーの「これまでのキャリア」や「転職のきっかけ」そして「思い」など、等身大の姿を『社員インタビュー』としてご紹介しています。 

今回は、2019年6月に中途入社したセールス&マーケティンググループの佐藤です。



ゼロから創り、エンドユーザーへの価値提供を学ぶ 

 今までのキャリアを振り返ると、共通点はやはり「0→1」ということだと思います。 つまり「自分で考え、自分でつくる」です。 出来上がったてしまったものにあまり興味というか愛着が湧かなくて、自分でゼロから考えて作り上げていく過程に楽しさを感じるタイプの人間なのだと思います。今まで有難いことに幅広く任せてもらえることがあり、「0→1」の環境で責任を持たせてもらえました。

  まず新卒で入社した会社はバスケ用品専門のメーカーになります。主にスポーツ用品店に自社製品を置いてもらえるよう営業をしていました。私は新卒1年目から秋田や長野を拠点にしたプロバスケットボールチームを担当として持たせてもらえて、ユニフォームを作ったり、物販を企画からやらせて頂きました。新卒1年目の新入社員がプロスポーツチームを担当できるのは普通では考えられないことでした。支払規定などの企業間取引における基本的なことを分かっていない状態で、販促、イベント企画、製品企画など様々なことを学びながら走る、という状況でした。今振り返ると「よくやった」と思いますが、多くの学びを与えてくれた、環境を用意してもらえたことは感謝しかないです。何より非常にチャレンジングな環境で、結果を求めて続けられたのは、自分たちが作ったグッズを持って、試合を楽しんでいるお客様たちの姿を見られたことが一番の理由です。目の前のクライアントだけではなく、その先のエンドユーザーへの価値提供まで考えることの重要性を1社で学ぶことができました。 


インサイドセールスの立ち上げで学んだ課題

 次にご縁がありWebマーケティングのイノーバに転職しました。 そもそもWeb業界への転職のきっかけは、新卒で入った業界が「IT」とは無縁の世界だったことが始まりです。クライアントからの注文はFAX、スキャンしてPDFデータ保存しつつ、手打ちで注文を入力、業務効率という概念もない様な業界でした。事実、残業も多く無駄な作業が多々あり、自ら社内情シスへ「どうにかなりませんか!」と直訴しに行っていました。結果、意外とどうにかなりました(笑)

  機械がすべきこと、人間が注力すべきこと、しっかり精査すれば生産性が上がることが分かりました。そしてその経験で生まれたのは将来への不安でした。入社3年、このままITテクノロジーとかけ離れた業界に残ることが、自分にとって良いことなのか、他の選択肢があるのではないか、など様々考える様になりました。自分なりにリサーチをし、これから伸びると確信したSaaSであること、内勤営業をやっていた自分だからこそ面白さを理解できたインサイドセールスであること、この2点が明確な転職の軸となり、イノーバへの転職を決意しました。  

 ここでのインサイドセールスの主なミッションは、SQL(Sales Qualified Lead)の創出です。Webから獲得したリードや、展示会で獲得したリードに対して、電話やメールでアプローチし、一定の条件に達したリードをフィールドセールスにトスアップします。条件に満たない場合は、定期的に接触を図り、ナーチャリングも行いました。私が入社した当時、イノーバは立ち上げ5年目で組織・事業フェーズとしてはまだまだ「立ち上げ期」でした。私とリーダー的な存在の先輩の2人体制でこのインサイドセールスチームの立ち上げを推し進めました。最大9人体制にまで拡大することができ、自社だけではなく他社のインサイドセールスを受託しインサイドセールス体制の設計なども行っていました。インサイドセールス部門の立ち上げはとても責任も重く、0→1の苦しみを味わいました。ピープルマネージメントも含まれるので尚更です。やりがいも感じてはいたのですが、やはりマーケティングあってのインサイドセールスですし、インサイドセールスあってのフィールドセールスなので、全体が見れないと意味がないと感じていました。しかし実際は縦割りになってしまい、インサイドセールス内だけでKPIを回すようになっていき、少し息苦しさを感じ始めてしまいました。「全体最適を考えられるようになりたい」と強く思うようになり、次への挑戦を意識し始めました。ちょうど3年経過した頃です。 



WACULでの挑戦

 当時はマーケティングからセールスまで全体最適を図りたいという思いがあったので、それが可能な環境を探していました。あとは細かいですが、自社プロダクトを提供していること、マーケティング施策を積極的に行っていることなども転職の軸としてありました。 

 WACULは1次面接で執行役員の松尾さんと話す機会があり、そこでビジネスサイド全体の組織体制の話を聞きました。まさに自分がやりたいと思っていたことそのものでした。マーケティングからセールスへの連携、そしてそれを可能にする体制づくりなど、短期間ですでにカタチにしていた松尾さんの話を聞き、自分が学ぶべきことが多々あると感じました。さらにミッション・ビジョンも至極共感していましたし、行動指針の「システム志向」は正にハマりました。実は他社さん数社選考を受けていて、他Webマーケティングの大手企業からも内定をいただいていましたが、松尾さんとの1次面接で8割は心決めてしまっていました。 

 他社さんは私のインサイドセールス立ち上げ経験を評価して下さり、インサイドセールスとしてのオファーでしたが、WACULはマーケティングからインサイドセールス、そしてフィールドセールスへの連携を考えながらの立ち上げフェーズで、私のこれまでの「0→1」を評価してくださってのオファーだったのが嬉しかったです。 

 入社前から情報を連携して頂き、イベントの企画から参画させて頂いたり、入社後は共催セミナーも担当しています。共催セミナーは、共催先の企業様と集客ターゲットや、セミナーのコンテンツ作りなどゼロから携わっています。勿論、当日の運用やその後の参加者へのフォローなど、セミナーの始まりから終わりまで全てを担当しています。入社当初はマニュアルなどなかったため、自分で作成し運用を回しながら課題がどこにあるかなど検証を行なっています。今後は、新たなターゲットへリーチしてしくための企画もゼロから自分がリードしていきたいと考えています。  

 WACULでは多くの機会を与えられます。自分の能力以上のナレッジ・スキルを求められるのがWACULの特徴だと思います。それは決して不可能なことではなく、自分自身を少しストレッチすれば出来ることなので、常にストレッチすることを求められます。 WACULではシステム志向という行動指針に基づいて、エンジニアもビジネスサイドも全社で協力をし業務の効率化や簡素化を進めているので、とても良い環境だと思います。今後はこの環境に甘んじずしっかり自分自身の課題と向き合い施策角度を上げて行きたいと思っています。 


WACULの「人」と「文化」を伝えるメディア ーWACUL PEOPLE MEDIAー

「AIアナリスト」など、テクノロジーでビジネスの相棒をひとりひとりにを実現する、セールス&マーケティングのDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する株式会社WACUL。そこで働く“人”や“文化”にフォーカスしたメディアです。