チャレンジし続けたキャリア。そしてWACULのビジョン実現に挑む

こんにちは。 

 WACULのHRグループの池田です。 

 私たちWACULは「テクノロジーで、ビジネスの相棒を一人ひとりに」というビジョンのもと、あらゆるビジネスのデータを最先端のテクノロジーを活用して、整理・分析だけでなく課題特定・解決まで行うことで、ビジネスパーソンの生産性を高め、クリエイティビティの最大化を支援しています。 WACULで働くメンバーの「これまでのキャリア」や「転職のきっかけ」そして「思い」など、等身大の姿を『社員インタビュー』としてご紹介しています。 今回は、2020年7月に中途入社したカスタマーサクセスグループの川渕です。 


未経験からWeb業界への転職 

 私はキャリアの最初からマーケティング業界だったわけではありません。新卒で就職したのは非Web業界です。就業場所などの制限があり、自由度の低い環境に違和感を覚え始め、自分のスキルや能力、ナレッジで場所に関係なくどこからでも成果を出せる様な人間になりたいと考え、Web業界へ転職しました。全くの未経験だったのでまずは何でもやるべきと考え、Web制作会社で新規営業からディレクション、SEOコンサルなどサイト制作のためのコーディング以外は本当に何でもやりました。小さなベンチャー企業だったので研修制度などは整備されていない環境でしたので先輩に聞いたり独学で、ただ無我夢中でやりました。 

 新しいことを経験できて楽しかったのですが、実は…倒産してしまいました。私は倒産の少し前に退職していましたが、Webベンチャーの洗礼を受けた感じですね(笑)。当時は次に行く会社も決めていなかったので「生活どうしよう!」と不安でいっぱいでしたが、様々な経験をさせてもらっていたおかげで次のステップへ一歩踏み出す機会を与えてもらえたので、今振返ると良い経験だったのだと思います。その後、Webデザインや映像の社会人向け専門スクールで営業として勤務していましたが、マーケティング領域を強化していきたいと今後のキャリア軸も定まった頃だったので、デジタルマーケティングの支援を行う会社へ転職しました。



大阪から東京へ、そしてCIO垣内との出会い  

 知人の紹介で転職した会社は当時創業2年目で社員数もとても少ない会社だったので、業務範囲は多岐に渡りました。様々な業種のお客様にデジタルマーケティングの支援を担当していましたが、ちょうど転職して間もない頃、Salesforce社のパートナーになりました。Salesforce社のMAツールを販売・導入支援をする事業を開始し立ち上げから主に携わることになりました。当時大阪では同様の事業が出来る企業が少なかったため、良いポジションを築けていたと思います。結果として売上も伸び、事業成長を肌感で得られたので面白かったです。 

 それからデジタル人材育成を目的としたスクール事業を東京でも展開しようとなり、東京へ来ました。とは言え、東京にオフィスや社員がいるわけでは無かったので、外部パートナーの方々と共にスクール運営から企業研修の営業とディレクションまで全ておこなっておりました。ここは、全員パラレルワーカーで構成されていた組織でした。

  新規事業の収益安定化を目指して色々やりましたが、徐々にマーケティングの実務から離れていき、漠然とした不安みたいなものを感じるようになり、事業・組織の成長と同時に自分自身の今後のキャリアについて少し悩むようになっていました。そんな時、Salesforce社のイベントに参加し、弊社CIOの垣内が登壇するセミナーを聞く機会がありました。 



垣内登壇セミナーに衝撃を受け、WACULを知る 

 去年の冬にSalesforceのイベントに参加しました。「Pardotお客さま感謝祭2019 デジタルマーケティングの勝ちパターンとは Vol.1」というイベントだったのですが、そこで垣内が「デジタルマーケティングの本質と18種類の勝ちパターン」というタイトルで講演しました。その時受けたインパクトは恐らく一生忘れないと思います。基本全てが正論で、しかもズバズバと言い切ります。

  自分が感じていたモヤモヤだったり自信がなくて口に出来なかったマーケティングに対する思いや考えについて、垣内が堂々と言い切っている様は見ていて本当に気持ちよかったです。それから垣内の記事などを読み漁り、垣内のTwitterをフォローし、WACULについて調べ、理解を深めました。そんなことがあった数か月後くらいに情報収集程度で登録していた転職媒体にてWACULからスカウトが届き、話を聞きに行こうと前向きになれました。まだ当時は具体的に転職を決めていなかったのですが、一番最初の人事面談でWACULのカルチャーを知り、「ここだ」と確信しました。



WACULへの挑戦 

 人事担当者との面談では主にどの様な人達が働いているのか、どの様なカルチャーなのかについて話を聞きました。経営陣が戦略コンサルティングファーム出身者ということで、ファクトベースで本質的な議論を徹底することや、行動指針が浸透しシステム化された環境の中で全員がスピード感を持って各自のミッションに向き合っていると聞き、チャレンジングな環境だと感じました。人事担当者からは事前に「そういうカルチャーなので面接は本当に大変です」とプレ情報を得ていて、準備しました。実際部長が行う1次面接から最終の役員面接まで本当に全て大変でした!

  1次面接は当時カスタマーサクセスグループのグループ部長だった安藤でした。過去の経歴について具体的な数字やファクトなど、とにかく細かく質問されました。曖昧な回答をしたら一瞬で終わると感じ、よく考えて回答していました。2次面接は執行役員の松尾で、過去の経歴というより未来、これからどうしたいかについて色々聞かれ、話をしました。若くして圧倒的な成果を出してきた松尾ならではの、新しい様々な視点からの考え方を知ることができ、1時間の面接で視野が広がった様に感じます。正直、途中から選考ということを忘れていました。非常に得るものが多かった1時間で貴重な経験でした。最後は取締役の井口です。ビジネスサイドの他メンバーのインタビューでも出てきていますが、私の時も本当にすごかったです(笑)今までの具体的な事象について、どう分析しどう行動に移しどういった結果が得られたのか、またその要因や課題についてとことん深堀されました。結果自分でも気付かなかったファクトを見つけられたので、思考力を付ける良質な脳トレーニングを受けた様な感じでした。 

 面接では逆質問で3人に全く同じ質問をしました。3人の解答に一切のブレやギャップがなく、一貫していました。経営陣とメンバーの間に大きなギャップが生まれるのは、成長企業ではよくあることだと思っていました。しかしWACULではそのギャップがなく、同じビジョンに向かってミッションを理解し日々行動していることが分かり、感動しました。また、将来のビジョンについても、今後自分が成し遂げたい世界観と一致したので、最も違和感の無い会社だと感じました。 



WACULのストレッチな環境でチャレンジ 

 入社前に説明を受けた通り、WACULは大人な組織です。自立あっての自由を重んじる会社で、淡々と課題を解決している会社です。メンバーレベルでも優秀な人材が集まっており、ストレッチされる環境だと思います。人事評価の様に個々に与えられた目標だけではなく、OKRを全社で導入しており、中長期的なチームとしての目標もあります。各自が近視眼的に個々の成長だけに走らず、チームとしてWACUL全体で中長期的な目標を目指していける環境があり、結果として経営陣と現場の間に起こり得るギャップがWACULにはありません。非常に高い目標が多いため常にストレッチしなければ達成できない環境ではありますが、同時にやりがいを強く感じています。

  私の部署はカスタマーサクセスグループで、クライアントにAIアナリスト・シリーズをご活用いただき、成果が出るようご支援しています。「成果」の定義は各クライアントにより課題が違うため、ヒアリングを重ね信頼頂けるよう丁寧に対応することを心がけています。将来的に人のコンサルがいなくてもクライアントがAIアナリスト・シリーズによって自走し、課題解決が出来、成果が出せるよう、プロダクト発展にも積極的に貢献していきたいと考えています。  

 私がそうだったように、WACULではミッション・ビジョンへの共感は勿論、行動指針に則ったアクション、スタンスのとれる人がフィットすると思います。しっかり自分のやりたいこと、やるべきことを理解しそれに向かって行動を起こしている人、それを論理的に考え他者へ説明が出来る人、何より圧倒的なストレッチ環境でも常にチャレンジし続けられる人、そういった人がWACULにはフィットしますし、一緒に働きたいと感じます。 

WACULの「人」と「文化」を伝えるメディア ーWACUL PEOPLE MEDIAー

「AIアナリスト」など、テクノロジーでビジネスの相棒をひとりひとりにを実現する、セールス&マーケティングのDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する株式会社WACUL。そこで働く“人”や“文化”にフォーカスしたメディアです。